アトリエ秀の高橋です。つい先日、昔の施主であるご主人から久し振りに連絡を頂く。なんと、早くも忘年会のお誘い（笑）。コロナ禍も１年が過ぎ、随分と気合の入ったことかと思いきや、この秋、勤めておられた会社を定年するという。

時の流れにちょっぴりセンチになりながら、最近の生活へ話題をふる。。。

毎週、東京と地方の両本社間を行きするご主人と、昨年大学を卒業し就職した娘さんは共に完全テレワーク。息子さんこそ大学院を卒業、就職と共に独立するも、奇しくも奥さんは子育て卒業を機にパートを辞めていた為、大人3人が40坪に満たない同じ屋根の下で24時間を共にしていおられる。そして、その様子を伺うと思いがけず「お陰様で快適そのものです！」とかえってきた。

あぁ、、、Sさんもかぁ。。。。

実はこの言葉～他の施主達からも異口同音であった。考えてみれば我が家の暮らしもコロナ禍と言え家での暮らしは全く変わらずである。

昨今よく耳にするのが、「コロナ禍は家づくりをどう変えたか・・・・」

私たちは「家は最少単位の社会」という考えの下で家づくりをしています。例えお一人やお二人暮らしだとしても、公と私（個）、フォーマルとインフォーマルを絶えず意識した空間づくり、そして暮らしの様々なシーンと居場所を意識して空間創りを行なっています。

確実に家族夫々は歳を取る。ペットとの暮らし、高齢者の生活、大災害があればコロナの様なパンデミックもある。怪我や病気やその後の暮らし、、、家族が増えたり減ったり。。。。家という一つの社会の中では何が起きてもおかしく無い。

家創りの中で様々な経験をしてきて～この数年そんな境地になっています。

やはり家づくりとは普遍的なもの。コロナ禍でアトリエ秀の家づくりは変わらない。。。。