スタジオエイト設計室の木内です。
こちらのブログでも紹介したことのある「100段階段プロジェクト」の階段下のサイン、街のマップが描かれ、夜間は薄暗らかった場所を、明るくしています。しかし、サインを照らす照明が、階段を下りてくる際に眩しい!との、街の方からご意見をいただき、解決すべく、検討と実験を先日行いました。
サインを照らすという機能をできるだけ損ねることなく、眩しさを軽減するための実験です。
↓実験中の写真です。
左側から、
「光を通さない素材で135度の角度のついた笠」、「パンチングメタル」「乳白ポリカーボネイト板」「くもりガラス調ポリカーボネイト」「グレースモーク調ポリカーボネイト板」の5種類のものを実際に設置して試してみました。
ポリカーボネイト板の中では、グレースモーク調のものが、眩しさを軽減させることはわかりましたが、照明器具のラインがはっきり見えてしまい、それが美しくないようにも思いました。
パンチングメタルも、穴の開口率が適切であると、光を出しながら眩しさを軽減するらしいのですが、今回用意したものは穴が大きかったのか、少し眩しさを感じます。
135度の角度をつけた笠は、間接照明メーカーの方のアドバイスから試したのですが、光は直接見えないため眩しさもなく、一番心配していたサインを照らす光も思ったよりも残りました。こちらは、実は照明の位置と階段の角度、人の目線の高さ等から算出した形であったので、光を直接見せない間接照明の基本を改めで学べた気がします。
今回は135度の角度をつけた笠を設置し、眩しさを改善することになりました。失敗はしない方がよいですが、失敗から学ぶことも多いとも感じ、日々の精進を心がけ、次の設計に活かしていきたいと思います。。
営業日・営業時間
10:00~17:00
定休日 毎週水曜日
年末年始 休業(HPでご案内いたします)
お問合せ先
TEL: 045-482-6140 FAX: 045-482-6141
e-mail info@denen-arch.com
〒225-0002
神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-12-3 第7松美ビル201
[Google Maps で開く]
※ 現在、新型コロナウィルスなどの感染症対策のため、同時にご入場いただくグループを制限させていただいております。
右の下の予約フォームからご予約いただくか、お電話でご来場日時をご一報いただいてからのご来場となる旨、ご了承ください。
ご来店のご希望日時を指定してお送りいただけます。
受信後田都会からメールを返信いたしますので、それをもってご来場予約の確定とさせていただきます。
当日などお急ぎの場合はお電話でご連絡ください。
TEL: 045-482-6140