menu
Blog
建築にシンボル性は必要?
2023.2.23
遠藤 誠

群馬県の建築巡りをしてきました。詳細は当事務所HPに記事としてまとめましたので、そちらを参照いただければと思いますが、そこに載せなかったけど気になる建築として「OTA house museum」をこのブログで取り上げたいと思います。

設計者は「シーラカンス」という事務所の小嶋一浩さん、実は5年ほど前にお亡くなりになってしまいました。前衛の学校建築設計などで大変ご活躍されていましたが、急な訃報にびっくりしたのを覚えています。この建築は太田市の郊外にある一軒家で、芸術家夫妻のプライベートな美術館が併設されているとのこと。時々個展なども開かれているようですが、伺った時は不在。よって外観のみの視察です。

周囲は遮るものが無いロケーションで、車で訪れる際、遠くから浮かぶボリューム(3階部分)が見えてきました。近寄り建物の目の前に車を止めさせてもらって見上げると、なんとも言われぬ心が動かされる感じが…。雲一つない青空をバックに、そのシンボリックな建造物が心に響く、という感覚でしょうか。

個人的には建築、特に住宅にはシンボル性はあまり必要ではないと思う方で、基本的には慎ましい佇まいであることを良しと考えていました。この「OTA house museum」にしてももし住宅地などにあったら、眉をひそめてしまいそうですが、この環境下では、住宅建築であってもいい意味でとても神聖で清らかなものに感じました。もしかしたら小嶋さんの記念碑?お墓?のようなニュアンスも勝手に感じ取ったのかもしれません。

私自身、住宅建築の可能性について、もう少し広範囲に考えてもよいのかもしれません。

たまプラーザにある田都会の「家づくりカフェ」は、
ウェブサイトに掲載されていない建築家の事例写真や建築事例の情報など、建築家との家づくりの実際をご覧いただける
家づくりの情報発信スペースです。お買い物・お散歩のついでにお気軽にお立ち寄りください。
定期的に各種家づくりに関するセミナーも開催しています。

家づくりカフェ

家づくりカフェ (田園都市建築家の会事務局)

営業日・営業時間
  10:00~17:00   定休日 毎週水曜日
  年末年始 休業(HPでご案内いたします)

お問合せ先
  TEL: 045-482-6140 FAX: 045-482-6141
  e-mail  info@denen-arch.com
  〒225-0002
  神奈川県横浜市青葉区美しが丘1-12-3 第7松美ビル201
  [Google Maps で開く]

※ 現在、新型コロナウィルスなどの感染症対策のため、同時にご入場いただくグループを制限させていただいております。
右の下の予約フォームからご予約いただくか、お電話でご来場日時をご一報いただいてからのご来場となる旨、ご了承ください。

ご来店のご希望日時を指定してお送りいただけます。
受信後田都会からメールを返信いたしますので、それをもってご来場予約の確定とさせていただきます。
当日などお急ぎの場合はお電話でご連絡ください。
TEL: 045-482-6140

「家づくりカフェ」ご来店日時希望フォーム

    ※定休日の水曜日以外をご選択ください。

    このコンタクトフォームは Google reCAPTCHA で保護されています。
    プライバシー - 利用規約

    田都会では、土地や建築予算などが未定でも家づくりのご相談を始められます。
    家づくりに関するお問い合わせ・ご質問はこちらから。

    お問い合わせフォーム