HAN環境・建築設計事務所の松田です。
1月の半ばに田都会のメンバーでもあるアトリエハレトケの長崎さんとBISの講習を受けに北海道の札幌まで行きました。
BISとは、Building Insulation Specialist=断熱施工技術者という一般社団法人 北海道建築技術協会が認定する「北の住まい」を設計する為のローカルな資格です。
北海道独自の資格ですが、「パッシブデザインの住まい」を設計する上でとても有用な事が学べます。北海道の60年間にわたる断熱・気密技術の取り組みのノウハウが詰まっている講習でした。
講習の前日乗り込みをして、札幌の建築家、山本亜耕さんの事例「まちなかの小さな300㎜断熱の家(澄川の家)」を見学させて頂いたのですが、こちらも温熱環境・暖房設備、換気設備等について、新しい発見や今まで疑問を感じていた事柄について理解を得たり、大変有意義な時間を過ごしました。
山本亜耕さん設計の300㎜断熱の住まい外観
外壁は、とど松によるファサードラタン(地産地消)
パッシブ換気の空気取入口—銀色の2つあるパイプから給気、地中熱で暖めて基礎空間に取り入れる
正面にある二つのパイプが、パッシブ換気の取り入れ口、手前のファンコイルで加温します。ワイヤメッシュで結束されている2つの配管は、ガス熱源で建物外周部に温水を
流しています。メインの暖房設備がこれとは、驚きました。断熱厚さが一定まで行くと設備レスになることを実感しました。
安藤忠男が大正時代の図書館を改修した北菓楼札幌本店、講習の合間に見学して来ました。
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